20250322 ひとん家と点Pを見に行った (Leica Q3 43, Leica Looks Eternal)

2025年3月22日土曜日

t f B! P L

模型展示の案内図が模型。

 昨日のお散歩を終えて実家から帰ろうかと思っていたところに朝霧氏からのお誘い。着替えを持ってきていなかったので、急遽洗濯機を回して滞在を一日延ばした。この日は新美の「リビング・モダニティ 住まいの実験」、関連する21_21「ジオ・ポンティの眼」、そして東京都渋谷公園通りギャラリー「<感覚の点P>展」を回った。
 まずは21_21から。


左利きを殺す食器

触るためのデザインなのに
座面の短い椅子、現代に受けそうだが

 東京ミッドタウンから新美へ歩く。看板に近づいて、道路の左側を歩くと後で途切れてしまうことを覚えている。だから右側を歩いた。


建物を味わってしまい、なかなか進まない。

 新美の展示、おおむね模型以外は撮影禁止なので、WHAT MUSEUMの模型倉庫を見に行った時を思い出した。そして本展示は基本的には「他人の家」自慢を聞かされる会である。


入場直後の「窓」モチーフの展示物、館内の写真はここ「から」撮ってくれと書いてある。




 この建物の上から撮った写真が、よくカメラのレビューやらブログやらに載っているらしい。朝霧氏に誘われてやってみたが、これ一歩間違えると盗撮にならんかね。客のいない方を撮ってみたが、どうにもぞっとしない。個人ならともかく商業アフィリエイトではアウトじゃないか。

 さて東京ミッドタウンへ戻ります。富士フイルムギャラリーで面白いのやってるだろ。





 なんと発表したばかりのGFX100RFがあった。ぺたぺた触る。持った感じは軽い。Leica Q3 43と同程度の重さで、はるかに体積は大きい。ファインダー像がとにかく明るくて驚いた。ガツガツ撮るのが楽しいカメラだろう…けどしばらく買い換えるつもりはないし、手振れ補正ないし広角レンズだしと適当にケチを付けておこう。そしてX100VI並みに入手困難になりそう。売り出し価格は150万円くらいが適正じゃないかな。

 そして写真展がいくつか。日本とスウェーデンの学校による展示、紫色のおばあちゃんがとても良い。メインの展示は何かを受賞した若手写真家4人…があんまりパッとしなくて、その中のお父さん全押しの人だけとても良かった。写真が良かったのかどうかはもう分からないが、お父さんがとにかく良いキャラをしていて、それをグイグイ伝えてくるような写真だった。タイトルは赤堀 あゆみ「ちちよせあつめ」、今見ると何かエロく誤解させる感じでここも遊んでいる。

 渋谷に移動してしゃぶ葉で昼食。途中でグーグルマップを見ながら減速する白人少年を見かけた。迷ったのかなと思いながらも人混みなので追い抜いたが、あとで同じ店舗内にいるのを見た。お母さんと四つ割り鍋で大はしゃぎしているのを見てほっこり。

 さて点Pに来ました。クリエイターの一人が全盲で、触覚で味わう展示物とのこと。でもちょっと痛そうだな。





 スルーネットピンポンの玉。Nittakuスリースターで繋ぎ目もないということは、メーカー公式で純正の試合球。全盲パラスポーツでいろいろな球技が鈴の音で行われているが、これもマラカスのような構造になっているようだ。



 その後、天気も良いし日比谷公園にでも行くかと北上する。途中でGR SPACE TOKYOに立ち寄った。2回目の来訪だが相変わらずお高くとまった印象で、お前は何プペだと言われているような気持ち悪さを感じる。もう来なくていいかな。新宿にリコーペンタックスギャラリーがあった頃は最高の展示会場だったのが惜しまれる。



 で、原宿駅前まで来たらどうかと思うほどの人出だったので、取りやめてお茶の水のエスポートミズノに靴を買いに行くことにした。そのまま秋葉原まで歩いて飯食って終了。




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自己紹介

自分の写真
博士(工学)。専門はエネルギー学と分析化学。後はカメラマンとして天体写真から電子顕微鏡まで。

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