いつもの朝霧氏とのお散歩、今回のネタはニッポン制服クロニクルである。前回2019年には和遥キナ先生のイラストがあるということで見に行ったが (https://www.yayoi-yumeji-museum.jp/yayoi/exhibition/past_detail.html?id=1390)、またやるならと行き方を調べる。他に気になっていたネタはキヤノンホールSのU.F.O.、デザインハブのゼミ展2025。
3カ所も回り、さらに天気予報で午後から雨と言われてしまうと、さすがにいつもの行き当たりばったりというわけにはいかない。どの順番で回るかを調べるのに、PCがなくてスマホだけ…マルチタスクをGeminiに投げてみた。
普通に頼むと嘘や間違いだらけでまだ役に立たないAIだが、多少はおかしな回答でも許容できるような質問の投げ方をすれば耐えられる。というわけで定型文の枕詞をコピペできるようにメモしてあり、これでTwitterのプロモーションで回ってくる程度のショートストーリーよりは面白い回答が出る。駅から歩く距離の長い順に回ろう。
初手は品川駅、キヤノンホールに向かって階段を降りて…道路を渡れない。おとなしくペディストリンデッキを行けば良かったのか。そして写真展を見る。
30分の映像作品とやらを、他の人が来ないうちに椅子に陣取って観始めた。なんか世界中の地方の風景、祭祀、宗教儀式、火山の火口、流氷に閉ざされる港、…みたいな映像を適当につなぎ合わせ、意識の高そうなフォォォォという音に乗せて流す。そこに写っている人やもの自体の力が強く、なんとなく引き込まれて丸々一周見てしまった。写真展は全体に美しいが展示室が薄暗く、貰ったハンドアウトは読めないし写真にキャプションはないしで全体的にお高くとまった印象。分かるやつだけが付いてこれるだろ?みたいなイケメンクソムーブな展示である。写っているもの自体は面白いが、伝えようとしてくる言語そのものから分からない感じ。ちょっと前のニコンギャラリーは全部こうだったんだが、キヤノンお前もか。大手だから素人ユーザーにマウントの取り方を教えてくれているんだろうな。
さて併設のキヤノンオープンギャラリーでは、モンゴルの写真家による作品展という中々狙って見に行くことの出来ない展示を見た。日本人がモンゴルに行ったら中判カメラで大草原を広々と撮って機材自慢するんだろうなと思うのだが、夕焼けのマジックアワーのどぎつい色彩とか、私の中の偏見にはない引き出しが多くてとても面白かった。この超望遠で撮られた、コーエーテクモのキャラ立ち絵見たいなやつが白眉。
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