20250628 千葉県立美術館、ポートタワー (Leica Q3 43, Leica LOOKS Teal)

2025年6月28日土曜日

t f B! P L

かっこいいやかん

 いつもの朝霧氏とのお散歩。今回のネタは千葉県立美術館の「民藝」である。千葉県立美術館は千葉駅から海より、実家から今はなき新京成の千葉中央行きで一本である。
 

 朝霧氏はなんか遅れるし私は乗り過ごして千葉中央まで行ってしまうしで、ちょっと千葉駅から千葉みなと方面へと一人歩くことに。街中お散歩は白黒の出番である。Greg & Williamsに切り替えて、モノレールに圧迫された不思議な光景を行く。

やや都会なのでモノレールがなくても空は狭い

常に上空にアクセントがある



 定番の構図で、道や川のようなカーブを撮れというのがあるのだが、それが上空にずっとあるというのも趣深い。そして駅がまた「昔見た未来」みたいで良い。

みらいの日本



新交通あるある:看板の目の前を通れる

 木をふんだんに使ったカッコいい建物が出てきた。市役所を眺めながら、もう一駅分歩く。



 朝霧氏の乗ったモノレールが来た。なぜ分かるのかというと、いつもGoogle mapsで現在地を相互に共有して適当に落ち合っているからである。でもちょっと遠くの方に朝霧氏の背中を見つけ、そして迷わず向こう側へ去って行くので焦って追いかけた。


配色がとても良い、これを撮ろうとしてカラーに戻した


 展示は原則撮影禁止。黒釉薬を掛けた、漆のような光沢を持つ大きな茶壺がとても良かった。せっかくだから何か民芸品を買って帰ろうかとミュージアムショップを穴が開くほど眺めたのだが、残念ながら自分の生活に役立ちそうなものはなかった…。食器は減らないんだよ。
 ポートタワーを目指して歩き出す。先に公園と展望台?を見ておこうと芝生を歩き始めたら、途中から草刈りを諦めたようで雑草ラッセルになった。ベンチというベンチには浮浪者…じゃなくて所得税控除されていそうな年金おじさん達が薄着で寝っ転がっており、治安の良いところである。

超楽しそうな遊遊ランド
展望台とは、要するにポートタワーがよく見える場所のようだ
小学校の卒業制作(東京電力電柱の入れ替え)ではありません
ダイドーの乱

 ポートタワーに登ると、あまり見たことの無いご当地キャラとゆるキャラと現場猫が待っていた。製鉄所と飼料のサイロを見下ろす景色はなかなかであるが、特に円形のビーチプラザに消波された波が同心円状に拡がっていく様子は飽きなかった。

エロマンガ家が描くボディラインに見える。知らんけど

個人ではなく会社がデザインしているのか

全年齢層を余さず押さえたいという意思を感じる

Twitterおじさんはここで捉えます

窓の見えるエレベーターは足元を見ろ

千葉県立美術館

左側に野積みしているのが瀝青炭です

サイロ

このビルが台無しで、なければエリアの地価違ったろうなという景観

ヤングの干渉縞がはっきりと

 海沿いを歩きながら千葉みなと駅に戻ろう…とおもったけど道を一本見落として普通に道路を歩く。暑い。でもちょっと色彩が良くて、カメラ片手に歩くには良い街だ。なるべく白黒で撮りたかったのに、カラーに「させられてしまう」。










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自己紹介

自分の写真
博士(工学)。専門はエネルギー学と分析化学。後はカメラマンとして天体写真から電子顕微鏡まで。

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