20250201 清澄白河を歩く (Leica Q3 43)

2025年2月1日土曜日

史跡

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Leica Q3 43に買い換えてから、初めての朝霧氏との散歩。実家で父のスマホの面倒を見てから、いつもより遅めの出発。東西線に乗っていると西船橋を出た瞬間に急ブレーキで停止し、何事かと思ったら原木中山で緊急停止ボタンが押されたらしい。Twitterを見ていたが特に何の書き込みもなく復旧。

秋葉原駅にて朝霧氏と合流してからいつものしゃぶ葉でブランチを食べ、イオシスで父用のスマホを購入、ヨドバシAKIBAでカメラバッグを物色する。旗艦店といえどもスリングタイプは棚2列程度しかないのだが、はたしてカメラバッグを一同に並べて比べられる店ってどこかにあるのだろうか。二人して理想のバッグに出会えない愚痴を交換しながら、ああだこうだと眺めて回る。

今回は事前に葛西方面とだけぼんやりと決めて集合したので、Googleマップを見ながら目に付いた施設を調べていく。東京都現代美術館は坂本龍一の何かをやっている。深川江戸資料館はちょうど特別展示の端境期か。SAMURAI NINJA MUSEUM…はインバウン丼だな。エリアとしては清澄白河駅周辺、バスでざっくりと移動してから清澄庭園に入った。

めっちゃ混んでいて人が途切れない。後ろ姿のきれいなお姉さんを借景した。

滝と河口が見える、この庭園で一番ダイナミックな場所。

庭師の皆様が丁寧に松葉を摘んでいた。造られた庭園だ。

高層ビルだろうとスカイツリーだろうと使えるものは何でも使う、という現代の景色。どこからとっても絵になるけど、狙い目はベンチに腰掛けることだ。

美しさは和算の中にある。美しい形に掛けているのか、そうなるように撓め続けているのか。

体も冷えたのでカフェに行こうか。この辺にはブルーボトルコーヒーの1号店がある。さっきGoogleマップで見たら空いていると表示されていたのだが、庭園を回る間に混んでいるという表示になってしまった。行く途中にもいくつかのカフェがあったが、どこもかしこも路上に人が溢れ、往年の地ベタリアンかスラム街かという状況だ。旧古河庭園に行ったときもこんなだった。地価が高くて喫茶店を作れないのかな。


Leica Looks Sepia。前にモノクロームが欲しかったが、これは十分満足できる写りだ。何を撮ってもそれっぽいじゃないか。

名前とコンセプトだけは面白いカフェにたまたま座れた。ああイギリスかという味のドリンクを一杯飲みながら、カメラにバッテリーを繋いでしばし駄弁る。体が温まったので坂本龍一を目指してもう少し歩くと、まあ絶望的な人混みが現れた。チケットを買って入場するまで合計2時間とか。正直名前を聞いたことがある程度の興味本位だったので、さっさとパスして公園を歩くことに。

レリーズの瞬間にめっちゃいい顔で割り込んできた。楽しそう。


公園を抜けて木場の駅まで歩く。歩きながらGoogleマップで喫茶店を探すが見つからない。朝霧氏がちょっとおしゃれそうな韓国料理がありましたというので行ってみる。

Sepiaで喫茶店は間違いがない。だが営業してない。

Sepiaで古い蛍光灯も間違いがない。

良い曲がり方をしていますよ。

韓国料理店、池田屋。なんかキャラが濃いぞ。

初見では入るのを躊躇うタイプの看板だ。だが二人で散歩なら当たりだろうと外れだろうと後から見れば良い思い出、行ってみようか。

飲み屋でジンジャーエールを頼んだら本物のエール酒が出てくるんじゃないかと毎回ビビっている。でも調べたら「ジンジャービール」が元となった酒で、ジンジャーエールとはそれを模したジュースの総称なのだそう。

ミズダコとヒラメのフエ。

中にカマンベールチーズが丸ごと入っているお好み焼き。

初めて食った、クルミのチヂミ。3種の粉チーズが盛られて超絶うまかった。これは当たりのお店だ。

二人でちょっと飲み食いして10,000円強である。ディナーをファミレス以外にするとお金は掛かるよね…なんて話を、会社のインターンシップで学生と若手としていた。独身でBMW i3を2台乗り継いでいる私は会社では金を持っていると思われているそうで、まあ酒とタバコをやらずに投資をやりなさいと言っておいた。うちの会社に入れる程度の頭があればちゃんとできるよと。

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自己紹介

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博士(工学)。専門はエネルギー学と分析化学。後はカメラマンとして天体写真から電子顕微鏡まで。

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